ジャンプの人気漫画ブラッククローバー
2015年から週刊少年ジャンプでの連載がスタートして、2017年10月からアニメがスタートしました。
残念ながら、アニメ放送は終わってしまったのですが、現在もジャンプでの連載は続けていて、最近ですとスマホアプリでゲームが配信がスタートしたりと、活動の幅を広げています。
そして、2023年の6月16日に初の絵画化が決まり、その人気はまだまだ衰えることはないです。
僕も、ブラッククローバーは好きで、漫画は全巻揃えているし、テレビアニメも見ていました。
すごく熱いものがあって、今でも、考え方とか信念とか心にグッとくるものがあるんだよね。
さらには、配信されてばかりもゲームも、今楽しんでやっています!笑
そして今回の映画化、これももちろん見にいきました。
今回は、映画を見た感想などを僕の視点で伝えていければと思います。
じゃかんのネタバレが含まれますので、まだ見に行っていないという方はこの記事を読み進めないことをお勧めします。
あらすじ
簡単にあらすじを言いますと、ブラッククローバーも世界では誰もが魔法が使えるという世界。
かつて、魔人によって境が滅ぼされようと開いた時に1人の魔導士が表れて境を救った魔導士がいて、その魔導士がその後伝説となり魔法帝と呼ばれるようになった。
その後の世界は、魔法帝を始めとする魔法騎士団の元、世界の平和が保てれていました。
主人公の”アスタ”とライバルの”ユノ”は、ハージ村という下民が住む街に孤児として育てられていて。魔法帝を目指して日々鍛錬を積んでいました。
15歳になると魔導書(グリモワール)と呼べれる魔導書を与えられるグリモワール授与式が行われて、そこで、ユノを始めとする多くの人がグリモワールが与えられてが、魔力が全くないアスタにはグリモワールが与えられなかった。
その授与式の終わりにユノのグリモワールが元魔法騎士によって狙われるのだが、そのピンチにアスタが駆けつけユノの助けに入るのだが、やられてしまう。
絶体絶命の時にユノの一言でアスタの闘志に再び火がつき、立ち上がった時にアスタの元に魔法を無効化する五つ葉のグリモワールが現れ、その力を使い元魔法騎士の撃退に成功する。
そこで、アスタはユノの思いを知り、お互いにライバルとして魔法帝を目指していくというストーリーです。
ブラッククローバーの面白いところ
ブラッククローバーは少年ジャンプの王道とも行っていいほどのバトル漫画で、最弱の主人公が最強を目指すというこれまた正直にいうとありきたりなパターンです。
そんな王道バトル漫画なんですが、一番僕が楽しませてもらっているのが、そんな弱い主人公のアスタの成長ぶりです。
どんなにピンチに陥っても、諦めないというところ。どんなに自分よりも強い相手にだって自分の意見をしっかりと伝える勇気だったりその正義感というところは、すごく心が打たれます。
諦めないのが俺の魔法だ!
このセリフは好きだな
アスタは下民の出身なんですが、王族が多い魔法騎士団たちからは魔力がないということでバカにされていたりするのですが、その人たちに対してもしっかりと自分の意見を伝えることができます。
今の世の中の格差社会に対しても、同じようなことが言えるのかな?と僕は思っていて、お金を持っているのがスゴイとか偉いとかではなく、そんなことで差別するのではなく、しっかりと人を見ていかないといけないんだなと思っていたりもします。
漫画から、今の世の中に対してメッセージがあるのではないか?というふうに考えていて、そのメッセージを伝えてくれている漫画の一つがこのブラッククローバーではないのかと思います。
そんな現代の世界と漫画の世界をリンクして考えるのがこの漫画の面白いところだと思います。
今回の映画でのメッセージは?
もちろん今回の映画でも、そんなメッシージがあるのではないのかな?という目線で見ていると、とても考えさせられる内容でした。
映画の内容に少し触れて今いますが、もしネタバレが嫌な方はこのページから離脱していただいて構いません。
今回の映画は、先代魔法帝が今のアスタたちの住んでいる世界”クローバー王国”を全て滅ぼそうとしているということ。
以前元魔法帝のユリウスの魔力が弱まったことによって、先代の魔法帝にしていた封印が解かれてしまったことから今回の映画になっていきます。
魔法帝といえば、クローバー王国の民を守る魔法騎士団を束ねる長。その長がどうしてクローバー王国を滅ぼそうとしているのか?その理由には「そこに暮らす誰もが認め合って笑い合って暮らせる世界を作りたい」という思い。
何か矛盾していますよね。
そうなんです、そのために一度全てを壊して新しく自分と意見があったり考えがあったりする人を選別していき、新しい世界を再構築するという考えです。
なぜ?そんな考えになったのか?
これはネタバレになりますのでいえませんが、先代の魔法帝の過去に大きな闇が隠れていたから。
それに絶望しそんな世界を変えるためには、「一度全てを壊すしか方法はない」という危険な思想になったということです。
アスタとの考えの違い
アスタも、先代の魔法帝と同じように「そこに暮らす誰もが認め合って笑い合って暮らせる世界を作りたい」差別のない世界を作りたいという同じ思想なのですが、唯一の違いが、そこには、今いる人間全て必要だということ。
誰も選別ぜずに、1人残さずに差別をしない笑あい幸せに暮らせる世界を作りたいということ。、そのために魔法帝を目指しているということです。
僕の思い
確かに今の時代の生き方は、人間関係において苦しい思いをすることがあります。
- 嫌な人間とは距離を置きましょう
- 自分から離れましょう
- つるむ人を選びましょう
という言葉をよく目にすることもあります。
確かに自分を守る上では必要なことだと思いました。
環境が変われば、考え方も変わるし、話す内容とかも変わってきます。自分のことを傷つける人から離れて、違うところに行くのも大事なことだと思います。
でも、1人もかけてはダメなんだな、そう言う差別的な考え方は良くないということを、この映画を見ていて思いました。
もちろん僕にだって嫌だと感じる人はいます。ただ、その人も悪気があってやっているわけではない。
そこをちゃんと理解してあげること、認めてあげること、否定しないことが必要だと思いました。
人、1人のことをもっと尊重できるぐらいのゆとりが、僕を含めて今の日本人には少ないのかな?と感じたのとともに、もっと、相手に対して真摯に向き合っていく余裕が必要になってくるのではないか、と思いました。
改めて、漫画から学ばせてもらうことが多いです。
おわりに
今回はブラッククローバー魔法帝の剣を見に行った感想を僕なりに感じた視点でお伝えさせていただきました。
内容はもちろん考えさせていただくことが多いし、やっぱり本質がバトル漫画ですので、魔法を使ったバトルも迫力があって本当に面白いです。
映画館はらではの迫力もたまらないですね。
もしよかったら、映画館でその迫力を体験してください。
それでは、また!
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